普通、1週間後に抜糸を行います。
抜歯後の縫合

日付、時間:Sun Feb 6 19:50:34 Japan 2000    氏名: Y.O   
:青森   職 業:自由業   年 齢:23歳      性別: male  

質問:
ここ半年くらい歯科に通い今週、右下親知らずを抜歯して治療を終了することに なっている者です。
そこで、質問が2つあります。一つは、親知らずの縫合についてです。
私の親知らずは水平埋伏歯で、虫歯にもなっている状態です。難しい抜歯の部類に入るとい われました。一般に、この抜歯は骨も削除するために傷痕が大きくなるため、最後に縫合する と本で読みました。しかし、現在治療していただいている先生は、抜歯の次の日に消毒するだ けだそうです。ということは、溶ける糸を使うということでしょうか?
口内でその様な種類の糸はあまり使われないともその本には書いてありましたが心配です。 現在の先生に抜歯していただいて大丈夫なのでしょうか?
二つめは、虫歯治療についてです。
私が半年歯科に通った理由は8本の二次カリエスです。詰めた横から虫歯になってしまったり、 銀の詰め物の中で虫歯が広がっていたりです。このような歯は2本、根管治療しました。最近、 結局治療した所からまた虫歯になるのなら、最初から治療などしなくてもいいのではなどとも思 えてしまいます。充填物も光りを当てて固めるよりも、銀の部分充填の方が長持ちするからとい われ、そんなに大きくない虫歯も、ほとんど銀の部分充填物です。
なのに、長持ちする前に、歯の中で虫歯になられてはたまりません。これは、先生の技術不足な のか、そうが標準なのか教えて欲しいです。
銀の充填は8年ほど前に他院で詰めたものです。ちなみに新規の虫歯は3年間一本もありません。 そのくらいから歯磨きには神経を使ってきた成果だと思ってますが、治療した歯だけがどんどん悪 くなってしまい、頭が痛いです。御回答のほどよろしくお願いいたします。

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回答  ちょっと被害妄想的ではないでしょうか。
水平埋伏智歯は、確かに結構大きな手術ですし、術後は縫合糸で縫合ことになると思います。 糸は、普通絹糸を使うことが多いように認識していますが、ナイロンを使う場合もあります。 また、歯科領域ではあまり使うことが少ないとは思いますが、組織内で吸収される糸もあります。

 普通、1週間後に抜糸を行いますが、1週間後に洗浄がないというのは縫合しない普通の抜歯 ではないですか?それとも、ご推測通り吸収される糸を使っていらっしゃるとしても、それで1週間 後の洗浄なしで事足りる自信をお持ちなのかもしれません。技術の方はちょっと分かりませんが、 そのことで心配されることもないように思います。

 1回治療したら2度とムシ歯にならないと思っていらっしゃるわけでもないでしょうが、二次カリエス の目安は、7〜10年程度です。勿論、本来の意味で20年・30年保つものもありますが、ある程度 目立つムシ歯になるには十分な期間です。
 今23歳ということですので、15歳の時の治療ですね。7〜8歳に生えた新品の歯が8年でムシ歯 になって、悪いところは除去したとして、それから8年。変に計算が合いますね。もし、15歳の時治療 していなければ、1年後には抜髄になったはずです。治療したからこそ、また、それを少し早めに 見つけて治療したからこそ、抜髄時期がまた8年?程先送りになったと思えば治療効果は十分 あるように思います。
 新しいところは、ムシ歯なしといっても厳密にはほとんどの場所で発生していると思いますし、また ムシ歯になり易い歯とか場所がありますのであまり鵜呑みにできる比較にはなりません。

  インレーCRレジンにつきましては、 ムシ歯の場所や大きさ・形態によって選択しますが、どちらかというとインレーの方が丁寧な治療 のよな風潮があります。今の技術や材料が最善のものとはとても思えませんが、毎日酷使して 使っている歯ですから数年に一度は総点検して補修しながら使わないと仕方ないのではないで しょうか。元来人間の歯の寿命は30年程のものだと思います。

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