有害物質の蔓延する現代社会では、金属アレルギーが発症しやすくなっています。
金属アレルギー

金属アレルギー検査
項 目
48hr
72hr
7day
塩化第二鉄 2%
±
±
四塩化イリジウム 1%
塩化第二スズ 1%
三塩化イリジウム 1%
塩化金酸 0.2%
塩化パラジウム 1%
塩化アルミニウム 2%
塩化白金酸 0.5%
塩化亜鉛 2%
塩化マンガン 2%
臭酸銀 2%
硫酸クロム 2%
塩化コバルト 2%
硫酸銅 1%
硫酸ニッケル 5%
++
++
++
重クロム酸カリウム 0.5%
塩化第二水銀 0.05%
白色ワセリン
質問 日付、時間:Sat Sep 19 18:11:35 Japan 1998    アクセスポイント:p84dc0f.haci.ap.so-net.ne.jp
氏名: 匿名    所在都道府県: 東京   職 業: 主婦   年 齢: 30歳     
   性別: female  

質問:
教えて下さい 金属アレルギ−があります。2年前の治療で、金属をかぶせました。 その後2ヶ月めくらいから、手のひらがアトピ−性皮膚炎になってしまいました。 アトピ−を治療するために、かぶせていたものを金属から他の素材に変えなければなりません。 診療をお願いした医師は、「セラミックで、保険が利きません」といいます。こんな場合、 保険では直せないのでしょうか?また、他によい治療方法は、ありませんか?

回答
歯科鋳造用金銀
パラジウム合金(保険適用)
成 分
含有量
12%
50%
パラジウム
20%
16%
その他
 2%
 金属アレルギーがあるのか、また、あるとすればどのような金属に対してどの程度 過敏であるかを知る必要があります。そのためには、日赤病院の皮膚科などで“金属アレルギー検査” を依頼された方がよろしいかと存じます。そのうえで、2年前に使用した金属と照合して対応を考えるのが無難な方法です。また、それ以前 に治療したものについても同様に対応する必要もあるでしょうね。
 セラミックは、アレルギー反応が少なく適切な材料かもしれませんが、ご指摘のとおり保険が 効きませんし、使用(適応)範囲にも制限があります。それに今後全ての治療をセラミックで しなければならないとなると負担も莫大なものになります。使用できる金属を選んで検討すれば、 保険での治療も可能性があります。
 金属アレルギーは、例えばアマルガムをレジンにやり代えただけで劇的に改善する場合も ありますが、口腔内の全てをやり代えても改善しないようなケースもあります。また、 アトピーは積み重ねの疾患ですので、金属以外の物質に対しても排除する必要が生じる かもしれません。


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