最も有効な対策は、毎月歯石を取る習慣を身に付けることです。
上下第2大臼歯喪失

日付、時間:2003年4月9日 12:41 氏名:    
所在都道府県:  兵庫  職 業:  その他  年 齢: 28歳      性別: female 

上下第2大臼歯喪失 質問:
 いつも為になる情報ありがとうございます。
私は2年ほど前に右の第2大臼歯、上下を歯根膜炎のため抜歯しました。
引っ掛ける歯がない為ブリッジは不可能で入歯を入れるなら大掛かりな物になるそうです。
それでも入れた方がいいでしょうか?
他にいい方法はありますか?
この抜歯によって何か後遺症(歯のみでなく全身含め)は考えられますか?
気が付くといつも左ばかりで噛んでいます。 抜歯後、体調を崩した気がします。(肝臓辺りが痛んだり…) アドバイスよろしくお願い致します。

回答
 あらゆる観点から考えて、上下28本が全て健全に機能していることが理想的であることは 言うまでもありません。また極論を申し上げると、1本でも欠けた場合、全身に如何なる障害 を及ぼしても不思議ではありません。しかし現実問題として、“抜歯後、体調を崩した気がし ます”は考え物でしょう。50歳を過ぎて1本の歯も失っていない人はおそらく10%もいないで しょう。90%の人が失った歯のために皆体調を崩しているとは思えません。

 第2大臼歯の欠損は通常、何も処置しないで放置します。例えそれがために入れ歯を入れた としても、違和感のために体調を崩しはしても肝臓が治ることは期待できません。失った歯に よる損失を悔やむよりは、今後1本たりとも失わない努力を積み重ねる方が大切だと思いませ んか。今のままいけば、というよりも普通にしていれば80歳までに20本以上の歯を失うはずで す。そのことをもっと深刻に受け止めて対処してください。
 最も有効な対策は、毎月歯石を取る習慣を身に付けることですよ。