一時的な外傷性炎症が起こることは避けられません。
根管充填後の痛み

日付、時間:2003年1月28日 14:31 氏名:  H.T   
所在都道府県:  愛知  職 業:  会社員  年 齢: 21歳      性別:  male

根管充填後の痛み 質問:
 現在、右下6番の抜髄の治療中です。
先日(抜髄1週間後に)、根充の治療を行い、ストッピングで仮詰めをしてあるところです。 神経は全て取り除いてあるはずなのに、少し硬いものを食べると、神経を抜いた部分ではなく、 周りのエナメル質の部分が痛いのですが、これは、神経の取り残しがあるのでしょうか。それ とも、神経を抜いた為に一時的に痛みがあるだけなのでしょうか。
このまま治療を続けてもよいのか、それとも治療やり直したほうがよいのでしょうか。

回答
 抜髄にしても、根管充填にしても、薬剤や機械的な刺激が加わるわけですから一時的な外傷性 炎症が起こることは避けられません。3日から1週間ほどというのが一つの目安ですが、最大 1カ月程度の経過観察の猶予が必要です。痛みの程度や種類によっては、余分な神経を見落とし ている可能性を考慮して探ってみる必要があるかもしれませんが、根管充填後数日ということで すので現時点では判断できません。

 日本では日常茶飯事のことですが、21歳で神経を取らざるを得ない状況って深刻です。「痛み を感じてから歯医者に行く」という姿勢を考え直してくださいね。