消去法的な治療経過観察を優先してください。
神経を抜く

日付、時間:2003年1月1日 1:09  氏名:  ken   
所在都道府県: 兵庫   職 業: 会社員   年 齢: 34歳      性別: male  

神経を抜く 質問:
 はじめまして。よろしくおねがいします。
私は1年ほど前に、なんの自覚症状もなかったのですが、軽い気持ちで初期の虫歯がな いか、点検してもらおうと歯医者にいきました。先生も異常がないので、古い詰め物を全 部詰め替えようといったのでしてもらったのですが、右上の(6)だけがその日から違和 感がありました(過去にかなり深いむしばになり、そのときはぎりぎり神経ぬかずに治療 してもらったことがありますが、どの歯なのかは、わかりません)。
最初は、ごまみたいな小さい硬いものだけが、ぴりっと痛かったので何度か治療に通ったの ですが、一向に良くならなかったのですが、そのうち虫歯があったとかいいだして、ちょっ と削られ、それでも一緒だったのでまた何回か通うと、神経を抜くといきなりいわれ、ぬい て型をとられて銀を被せられたのですが、するといままでは、大きい硬いものは噛んでも痛 くなかったのに、いたくなり、1〜2ヶ月もするとそれに加え今度は、熱いものも、冷たい ものも、食べても飲んでもしみるようになりました(といっても我慢できないくらいの激痛 です)。
そのため、最近また同じ先生に通いだしたのですが、神経を抜いた歯は痛いはずないので 隣の歯だろうから、その歯に第二象牙質をつくるというので、その治療中です。 それでもだめならその歯の神経もぬくといいます。でもその歯は、過去に治療してますがま ったく痛くないです。もう、どうしたらいいかわかりません。助けてください(ちなみに、 化膿もしてないし、歯で硬いものを噛まなければ普段は、全く問題ありません。レントゲン を撮って観てもらいましたが、なにも問題ないそうです)。

回答
 神経を取るに至った経緯はやむを得ないものだと思います。神経を取った歯は将来、今回の ようなトラブルが発生することがあるので極力避けるべきではありますが、それをおそれて検 診や再治療を敬遠すればかえって多くの神経をとる結果になります。
 問題はその神経をとったあとの対処ですね。“神経を抜いた歯は痛いはずない”は全く誤った 見解で、神経を抜いた歯こそ様々な障害を起こします。“しみる”や“噛むと痛む”といった 症状はその典型ともいえる障害です。

 プライドもあって、治療したばかりの歯を再治療することには抵抗もありますが、まずはその 抜髄処置の不備を疑って改めて根管治療をやり直すことこそが解決の近道だと思います。


返信:2003年1月4日 16:53
 早々にお返事有難うございました。
やはりそうか、という気持ちです。一度このことを今の先生に伝えてみようとおもいます。