6番1本支台の延長ブリッジは、設計上無理。
延長ブリッジ

日付、時間:Thu Feb 15 3:39:27 Japan 2001    氏名: HH   
所在都道府県:千葉   職 業:主婦   年 齢:35歳      性別: female  

質問:
今日は。 早速なのですが、2ヶ月ほど前に歯根破損(ひび割れ)により左上第2大 臼歯を 抜歯いたしました。 抜歯自体は、問題はなく歯茎の状態もよいと思うのですが、抜歯を 境に歯全体の調子が がらっと悪くなりました。 症状としては

  1. 歯茎全体のはれ(特に 前歯ブリッジの腫れが著しい)
  2. 歯周ポケットの急激な開き
  3. 前歯ブリッジの 歯茎の痛み(左側切歯は10年前に抜歯後 人工骨入れ、現在 そのあたりの 腫れも顕著)
  4. 物が噛めなくなった
  5. 歯全体 どこで噛んでもいたみがある。
  6. 顎があきにくくなり 痛みがある。
  7. 下顎が前へ出て上下の前歯がカチンとぶつかる。
以上のようなことが 突然一気に起こり始めました。
 抜歯した 奥歯なのですが、かかりつけの先生の判断で 何も入れていません。 理由は、上第一 大臼歯が下第2臼歯と少し噛み合っているので、無理にブリッジにして前の 歯を削らない方がいい とのことです。 このままで いいのか。 どうか 教えて下さい。
また、奥歯欠損による ブリッジは 通常どのようにかけるのですか?
かかりつけの先生のはなしですと、前の歯2本つまり第一小臼歯までを支台歯にするという ことな のですが、噛み合わせの状態がよければ 第一大臼歯1本だけで支えたいのですが そんなことっ て可能なのでしょうか?
いろいろ 細かいことを書いてしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

メールアドレス: hanawat@jb3.so-net.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  年齢的に歯周疾患による症状が表面化してくる年齢です。抜歯との直接的な因果関係はない ものと思われます。ひび割れによる症状が表面化するような体調が、歯周疾患の潜在的な要因 を表面化させたとも考えたれます。いずれにしても、歯周疾患に対する根本的な処置(歯石除去) を徹底する必要がありそうです。

 人工骨は経年的に異物化して炎症を起こす原因になることがあります。炎症を起こしている部分 の人工骨は外科的に除去する必要があります。この件に関する認識が、ほとんどの歯科医が知ら ないと思います。“除去”を思いつかない可能性が高いので、交渉しなくてはいけないかもしれ ません。

 上顎7番欠損については担当医の説明通りです。たまたま手前の歯が抜髄済みでクラウン等が 装着されている場合には延長ブリッジも選択肢になりますが、健全歯の場合は「わざわざ削ってま で…」と思います。また、6番1本支台の延長ブリッジは、設計上無理があるのと、保険適応外に なりますので高額な負担になりますので選択の対象にするべきではないと思います。

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